三田原山(2347m)  山行日  2016年 1 月 30 日(土)

山行者     I川、K瀬、O井
コースタイム  以下による。
3:00
羽島IC 妙高高原IC 8:45 妙高杉ノ原スキー場P 10:00 ゲレンデトップ(ゴンドラ、第3高速リフト) 12:30 三田原山山頂
15:20 笹ヶ峰線林道 杉ノ原ゲレンデ 16:00 第1ロマンスリフト 乗り場 16:15 妙高杉ノ原スキー場P 赤倉温泉(泊)

概要(記録);

杉ノ原ゲレンデトップまで運んでくれる第3高速リフトの運行開始時間に合わせてゴンドラリフトに乗り込む。
ロープが張られたスタート地点に到着すると
10人ほどの欧米人グループがシールを張るなど準備をしていた。
彼らのトレースを利用すべく、ゆっくり準備をする。スタート程なく沢を横断する地点となるが、ここが一番の難所
で雪崩のリスクも高いところだ。急な傾斜地を慎重にトラーバースした。尾根上に出てからダケカンバの疎林の中を
キックターンを続けながら外輪山の縁を目指した。外輪山を間近にして先行した欧米人グループは早々とスプールを
描きながら滑降してきた。外輪山に到達し、風をよけて一息つく。外輪山の内側には妙高山が聳えているはずだが、
上部は雲の中で望むことが出来ず残念だった。振り向けばスキー場や池之平を見下ろせる。高度感があり感動した。
外輪山には雪庇が出ており、できるだけ疎林のへり近くを行くようした。すぐに先行者の踏み跡はなくなり、我々だけ
が頂上を目指しているようだ。積雪は次第に表面がクラストするようになり、小さな亀裂も発生する。時間的に余裕
もなくなってきたので頂上まで行くか迷ったが、チャンスを失いたくない思いで頂上をゲットすることにした。
記念写真を撮って、降りに掛かる。ドロップポイントまでは若干の上り下りがあるのでシールは付けたままである。
降りは外輪山到達点手前の東尾根がメインコースとなっている。池ノ峰の東裾を目指し、尾根筋を間違えないように
何度もGPSを確認しながら、離れ離れにならないよう慎重に降る。それでも小さな子尾根がいくつもあってトレース
も見失い、急斜面をブッシュと闘い難渋した。ようやく平坦地になると池ノ峰の東裾は近い、ほどなくトレースが現れ、
ほっとする。スキーを漕ぐと明瞭な林道に合流した。疲れも出て来たがリフト終了時間が気になるので休憩はそこそこ
にして、先を急ぐ。杉之原スキー場のゲレンデを疲れた足で降り、駐車場に繋がるロマンスリフトに乗り込んで三田ヶ原山
スキーツアーは終了した。

パウダースキーを楽しみにしていたが、今年は異常に雪が少なく雪面から顔を出しているブッシュが邪魔で快適な滑りは
できなかった。地元の人の話では例年の半分ということだった。

GPS 軌跡 ↑